mirreの中で働くスタイリストにフォーカスしたインタビュー記事「INTERVIEW TEAM MIRRE」
実際にmirreを使っているスタイリストが、どのような取り組みをおこなっているか、お時間をいただきインタビューをしてきました。そんな第一回のインタビューは横尾早紀さんです。
横尾: 率直な感想としては、お客様とアプリを通して個人的に予約のやり取りが可能になったのでお客様も、私自身もすごく楽になりました。
今までは、LINEからのメッセージとInstagramのDMで全て管理していたので、ダブルブッキングの可能性が無きにしも非ずな状態で… スケジュールの管理にもかなり気を付けていました。
今はmirreを通して予約をしていただいているので、SNSを横断しての管理とスケジュールの調整がアプリ1つでおこなえるようになり改善できました。
横尾: 最初のきっかけは、アプリ開発に携わることができる ※TEAM MIRRE の取り組みに興味を持ちました。
※TEAM MIRREとは
mirreアプリを開発するうえで、一部スタイリストの方にもご協力いただき、サービスの機能に対するご意見や、改善ポイントなどアドバイザーとして開発会議に参加していただき、共にサービスの改善に取り組んでいます。
私自身、決済までできる予約ツールを探していて…そんなときにTEAM MIRREの募集をきっかけにmirreを知りました。
そこで欲しいと思っていた機能が揃っていたので、実際に使うようになりました。
横尾: いくつかあるのですが、1つはしっかりとお客様に施術メニューの特徴や、それに伴う薬剤等、商材の細かい説明をおこなっています。
お客様から代金をいただいて施術をおこなうので、お客様にご納得いただけるよう、使用する薬剤のメリットや、他の薬剤と何が違うか、どういった理由でお客様に適した商材なのか。
カウンセリングだけでなく、施術に関する細かい点までご説明させていただき、「この人なら任せても大丈夫」と思っていただけるよう取り組んでいます。
また、1回きりの施術・提案ではなく、長い目で見た提案を心がけています。
例えば、何かカラーをおこなった場合、そのとき入れた色にあわせて、次回は○○色をいれると、○○な雰囲気がでやすくなりますよ。といったご提案や、
白髪染めのお客様には(白髪にハイライトを入れてぼかす技術)1回で終わりではなく、間のカラーや次のハイライトを入れるまでの期間など長い目で見た話をして、その瞬間瞬間で喜んでいただけるだけでなく、経過を楽しんで、次回の施術を迎えてもらえるように取り組んでいます。
私も次回の施術を楽しみにしてます(笑)
横尾: そうですね… 一言でいうと普段見慣れないような画像や、自分らしさが伝わるような表現を意識しています。
今の時代はInstagramだったり、画像で見て入ってくるヘアの情報がとても多いです。
かわいい画像も見慣れていたり、それを保存やスクショして、いつもお願いしているスタイリストさんに施術してもらうといった、数ある画像の中からピックアップしてヘアカタログのように使う方が多いのかなと思います。そこで意識しているのが、私だからこそできるポイントを記載することです。
実際のカット写真に付随して、写真のヘアスタイルを作るのに、どのようなカット、カラーをしたのか。どういった点にこだわりを持っておこなったのかなどを記載しています。
写真のフォントに関しても見慣れたおしゃれなフォントではなく、自分らしさを出すために、すべて手書きで書いています。
横尾さんのカット事例写真
横尾: もともと働いていたサロンが銀座で比較的、年齢層の高いお客様が多かったのが1つのきっかけかなと思います。
そのころサロンに来ていたお客様がカラーやトリートメントに毎月何万円も使っているに髪が傷んでいるが多くいらっしゃいました。
3週間くらいの頻度で来ていて髪が傷むのは一定、仕方ないのですが、特に白髪率が高いお客様ほど、染める頻度も多く、髪もどんどん細くなり傷んでいく姿を見て、美しくなるためにやっていることが、美に直結することになっていない気がする…と自分の中で矛盾を感じていました。
そういった経験から白髪の根本改善がしたいと思い、技術を模索し、学んでいく中で、たまたま白髪がハイライトでぼかせるという技術を見つけ、すぐに講習を受けて技術を身に着けました。
そこから、もともとはショート×パーマが得意で打ち出していたのですが、白髪染めの打ち出しを始めてから来ていただけるお客様の年齢層も広がったのかなと思います。
私自身、話すことが好きで、年上のお客様といろいろお話できるのが嬉しいです(笑)
横尾: 私の場合はmirreを始めるタイミングが、ちょうどお店が変わるタイミングだったので、使用する商材の変更なども伴い、mirreを使っていないお客様にも一律で同じ金額を提示しています。
なので強制的にmirreで予約をしてください。といったアナウンスではなく、お店が変わってアプリ予約もできるようになりました。とプラスαでご案内しています。
クレジットカードでのお支払いを希望される方はアプリ、現金でのお支払い希望の方は今まで通り、インスタのDM、LINEでやり取りしているといった感じです。
横尾: いくつか前の質問と重複する点もあるのですが、第一に施術内容、それに見合う料金なのか、お客様にご納得いただけるよう、詳細にご説明をさせていただいております。
お客様それぞれに合った商材を使用する中で、なぜこの商材を選んだのかなど、商材の特徴や、それによって提供できるお客様への価値を共有しています。
1回きりの施術ではなく、長期的な目で見て最大限の価値をご提供したいので、お客様の髪の状態もしっかりと説明し、お客様の望むヘアスタイルが、今すぐ100%実現可能なのか、長期的に見た施術をおこなったほうが、より良いものがご提供できるのかなど、見極めたうえで、お客様にも共有させていただいております。
また、それをお客様にしっかりとお伝えする中で、お悩みを解決したい、絶対キレイにするぞといった自分自身に、いい意味でプレッシャーを与えれていると思います。
横尾: お客様には便利といっていただけてます!
以前はInstagramのDM、LINEのやり取りだけで全ておこなっていたので、日程や施術メニューを決めるのに、何度か連絡のラリーが必要だったり、お客様と生活リズムが合わないと、予約を確定するまでに半日以上かかることがありました…
今は予約リクエストを承認するだけで予約が確定し、事前にチャットでカウンセリングをおこなうことができるので、より施術に必要な時間の把握や、想定される商材の準備など、お互い有意義に時間を使えているなと感じています。
(過去、実際に来店してもらってから施術を決め、今日は時間が取れず、施術できないというケースもあったそう…)
横尾: 一番はサロンの雰囲気を重視しています。
私の場合は、年齢層の高いお客様にも来ていただいているので、若い人たちが多いサロンだとお客様の居心地が悪くなってしまいます。
お客様との時間を大切にしたいので、料金形態でよりメリットがある面貸しサロンさんよりも、雰囲気が、自分のお客様と合うサロンさんに魅力を感じます。
なのでmirreで面貸しサロンを利用する際は、お店の内観写真、お客様の年齢層、どういった商材を使用しているか、などが記載されていると、選びやすいなと思います。
横尾さんの所属するサロン
横尾: 予約がサロンボードのように表で直感的に可視化できると嬉しいです!
いつ、どの人が、どれくらいの時間、入っているか簡単に分かると、より予約の管理がしやすいです!
ぜひ導入お願いします(笑)
お忙しい中、貴重なお時間いただき、ありがとうございました!
横尾さんのさらなるご活躍を楽しみにしております!